早く病院に行けばよかった

私が橋本病になったのは、いつだったかな。

過去の血液検査の結果をさかのぼると、2017年のものが一番古かった。この時に服薬による治療を開始し、それから今日までずっと薬を飲んでいる。

そうか、もう7年。実際には、その前年(2016年)に初めて病院を受診し、橋本病と診断されている。でも、その時の検査結果は、たぶんもう手元に残っていない。

2016年初診の時の血液検査では、確か抗体が異常値で、でも甲状腺ホルモンの値はまだ正常値だった。だから、その時点ではまだ、治療は必要ない状態だった。

診察では、もしこのまま症状が進んで、自分でホルモンを作れなくなってしまったら、その時は薬による治療を開始する。なので、これから半年に一度、定期的に検査をしましょう、というような話だった。

確か、それが2016年の秋。それで、具合が悪くなり過ぎて二度目に受診したのが、先に書いた2017年の夏。

本当は、2017年春に受診するべきだったのに。私は病院に行かなかった。なぜか。

当時の私は仕事で疲れ切っていて、甲状腺の病院に行くということを忘れ去っていた。体調が悪いのは疲れているからだと思ったし、メンタルもやられていて、毎日「この仕事は限界だから、早く転職しないと」と思っていた。

実際、2017年の1月頃から心身ともに不調が続き、日増しに悪化していた。たぶん、その頃すでに甲状腺機能低下症(自分でホルモンが充分に作れない状態)になっていたんだと思う。

当時は知らなかったけど、甲状腺ホルモンの不足はメンタルにも影響し、うつや物忘れの症状も出るらしい。転職サイトを見るより、早く病院に行けばよかった。

早く病院に行っていれば、その分早く治療を開始できたし、苦しむ期間も短くて済んだだろうに。楽しかった仕事が苦しみに変わり、毎日体中痛くて辛かったあの日々のことは、思い出すのもやっぱりまだちょっと辛い。